あらゆるERPと連携

SkyPlannerのオープンREST APIは、社内ERPを含むERP、MES、運用システムと連携します。自社で構築することも、当社チームの支援を受けることもできます。

単体でも動作 — ERP連携はオプションで、必須ではありません。

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以下のようなERP・MESシステムと連携

システム連携 / ERP / DELMIAWorks

DELMIAWorksは設備・人員の能力を考慮した生産スケジューリングに対応しているか?DELMIAWorks APSとSkyPlanner APSを比較

はい。DELMIAWorks(旧IQMS)は、Advanced Planning and Schedulingモジュールで、能力の上限を考慮した生産スケジューリングに対応しています。Auto Loadは、優先順位と最も効率よく稼働できる機械の情報に基づいて、製造指図を作業区に割り当てます。計画担当者は、例外リストを確認して工具や材料の問題に対処します。すべての成形機、金型、作業者、材料の実際の能力や供給量を考慮し、一つの最適化された計画にまとめたい工場では、DELMIAWorksとSkyPlanner APSを併用しています。

各リソースに割り付けられた作業と、その下のオーダー一覧を表示したSkyPlanner APSのガントチャート。

本記事は、Dassaultの現行製品ページとDELMIAWorksのトレーニング資料に基づき、2026リリースまでのDELMIAWorksを解説します。IQMSのスケジューリングに関する検索で上位に表示される古いページには、EnterpriseIQの画面が掲載されています。製品名は旧称ですが、スケジューリングの基本的な考え方は同じです。

DELMIAWorksでの生産能力の計画手順

1. 作業区とShop Calendar

成形機、押出機、組立セルをそれぞれ作業区として扱います。Shop Calendarでシフト、祝日、休業日を設定し、Standard Labor Capacityでシフトごとに利用できる労働力を設定します(DELMIAWorksトレーニング資料)。

2. Bill of Manufacturing

Bill of Manufacturing(BOM)には、品目、工程、工具または金型、キャビティ数、サイクルタイムを登録します。DELMIAWorksには、プラスチック製造向けにInjection BOMとExtrusion BOMという専用の種類があります。BOMには、その部品を生産できる作業区と、どの作業区が”runs the best”(最も効率よく稼働できる)かをAuto Loadに伝えるルールも登録します。

3. MRPまたは手動による製造指図の作成

製造指図はUpdate Scheduleを実行して生成します。または、計画担当者が作成し、”on a work center in the Finite Schedule, RealTime Production Monitoring or Assembly Track”(Finite Schedule、RealTime Production Monitoring、Assembly Trackのいずれかの作業区に)配置します(DELMIAWorksトレーニング資料)。

4. Auto Load:能力の上限を考慮した割り当て

Auto LoadはFinite Scheduleに製造指図を割り当てます。Dassaultは、”Automatic loading of the manufacturing schedule – work orders based on priority and “runs the best” machine information”(優先順位と最も効率よく稼働できる機械の情報に基づき、製造指図を生産スケジュールへ自動割り当て)と説明しています。また、”auto-finite scheduling option”(能力の上限を考慮した自動スケジューリングオプション)は、”by delivery date, most efficient work center, and more”(納期、最も効率的な作業区などに基づいて)動作するとしています(DELMIAWorks APS)。Auto Loadは、手動でもIQAlertのアクションとしても実行できます。

5. 工具と材料の例外リスト

工具や材料の制約は、”Exceptions lists to quickly identify materials and tools or other constraints associated with a work order that will be unavailable or need to be expedited.”(製造指図に必要な材料や工具などのうち、使用できないものや手配を急ぐ必要があるものをすばやく特定する例外リスト)に表示されます。Material Exception Listは、計画担当者が日々確認し、対応するためのリストです。

6. タイムフェンス、ドラッグ&ドロップ、能力の表示

“User-defined “time fences” protect the current schedule against repositioning.”(ユーザー定義の「タイムフェンス」によって、現在のスケジュールが再配置されないように保護します。)計画担当者は、フェンスの内外で製造指図をドラッグ&ドロップして別の作業区へ移し、負荷を平準化します。Rough Cut Capacity ToolsとWhiteboard Capacityでは、必要時間と利用可能時間を日別・週別に比較します。

7. 状況の変化に応じた調整

機械の停止、サイクルタイムの延長、樹脂の不足、顧客による納期変更が起きると、計画も変わります。DELMIAWorksは、こうした事象に対応する機能として”Automatic Schedule Adjustments”(スケジュールの自動調整)を挙げています。計画担当者はUpdate ScheduleとAuto Loadを再実行し、スケジュールボードを手動で修正します。

計画担当者に残る判断

DELMIAWorksには、能力の上限を考慮したスケジュールボードがあります。ただし、次の判断は引き続き人が行います。

  • 成形機全体での作業順序。Auto Loadは優先順位と最適な機械を選ぶルールに従います。成形機間の兼ね合いは、計画担当者が判断します。
  • 工具の競合。二つの製造指図で同じ金型が必要な場合、解決すべき例外として表示されます。
  • 材料の入荷時期。入荷が遅れている樹脂、着色剤、インサートはMaterial Exception Listに表示されます。計画担当者が納入を催促するか、代替策を講じます。
  • 再計画。故障や特急受注が発生した後は、計画担当者がAuto Loadを再実行し、配置が変わった箇所を修正します。

DELMIAWorksの標準スケジューリング機能で十分な場合

次の条件であれば、標準のスケジューリング機能が適しています。

  • 一人の計画担当者がすべての成形機と金型を把握しており、スケジュールボードを管理する時間もある。
  • 大半の成形機で長時間の作業を行い、金型や色の変更が少ない。
  • 材料の在庫があり、例外リストの項目が少ない。
  • 成形機ごとに作業チームが固定されており、人員が生産量を制約することはほとんどない。
  • 計画変更は一日に一回で、シフト中に何度も変更することはない。

能力の上限を考慮する生産スケジューラが必要な場合

次のうち複数が当てはまるなら、スケジュールボードだけでは対応しきれなくなっています。

  • Whiteboard Capacityでは十分な時間があるのに、納期が遅れる。
  • Auto Loadの実行後、計画担当者が毎日何時間もかけて製造指図を移動している。
  • 直前に使った金型や色によって、段取り替え時間が変わる。
  • ファミリー金型や共用金型の競合が毎週発生する。
  • 成形機だけでなく、作業者や段取り担当者も同じくらい生産量を制約している。
  • 樹脂やインサートの入荷遅れによって、開始できる作業が決まる。

選定時に確認すべきポイント

  • すべてのリソースの制約を同時に考慮:成形機、人員、金型、材料を、実際の時刻に沿って割り当てられること。
  • 計画全体の最適化:製造指図を一件ずつルールに従って割り当てるだけではないこと。
  • 段取り時間マトリクス:作業順序と切り替えの方向によって異なる段取り替え時間を設定できること。
  • 金型を利用上限のある共有リソースとして扱えることと、複数の作業者が必要な作業に対応できること。
  • 材料を考慮したスケジューリング:在庫と発注済み材料の入荷予定を確認できること。
  • 自動再スケジューリング:生産の進捗や受注が変わったら自動で計画を組み直し、直近の数時間分の作業は固定できること。
  • DELMIAWorksとの明確なデータ連携。DELMIAWorks WebAPI経由で読み書きすること。日付が製造指図にどのように反映されるのか、本稼働後は誰がサポートするのかを、各ベンダーに確認してください。

選択肢は四つのグループに分かれます。

  • DELMIAWorks APSは、ERP内でルールに従って作業区に負荷を割り当てます。
  • DassaultのDELMIA Ortemsなどの大規模企業向けAPSスイートは、導入プロジェクトを通じて接続し、計画チームが運用します。
  • 優先順位に基づく作業実行ツールは、時刻を指定したスケジュールを作るのではなく、受注のリスクに応じて作業指示リストを並べ替えます。
  • SkyPlannerが属する現場の作業実行機能を備えたクラウドAPSは、DELMIAWorksと併用し、すべてのリソースの割り当てを自動で最適化して、作業者に計画を届けます。

仕組みについては、能力の上限を考慮した生産スケジューリングのガイドと、ジョブショップ・スケジューリングのガイドをご覧ください。

SkyPlannerが担う役割

SkyPlanner APSは、上記の判断をすべて引き受けます。成形機、人員、金型それぞれの能力や利用可能数の上限を考慮します。Arcturusは、製造指図の優先順位、完了日、顧客の優先順位、Fast Track、Dynamic Prioritiesに基づいて作業順序を決め、計画全体を数秒で最適化します。

段取り時間マトリクスには、製品の各組み合わせについて、双方向の段取り替え時間を登録します。青から赤への切り替えは30分、赤から青は60分かかる場合、エンジンは段取り時間の合計が最も短くなる順序を選びます。金型は利用可能数に上限がある共有リソースとして扱います。作業者が三人必要な作業には、シフトに空きのある三人を割り当てます。第一候補の成形機が使用中なら、代替の成形機に作業を移します。

材料を基準にしたスケジューリングでは、現在の在庫と発注済み材料の入荷予定から将来の在庫をシミュレーションし、必要な樹脂が揃う時点に製造指図を配置します。生産状況が変わるとAutopilotが自動でスケジュールを組み直します。Running Time Lockは直近の数時間分の作業を固定するため、すでに取り付けた金型を動かさずに済みます。作業者はMobile Confirmations、Production Timer、Quick Log Modeを使い、スマートフォンやタブレットから作業を記録できます。ユーザー数に制限はありません。

DELMIAWorks APSではなくSkyPlannerを選ぶべき場合:

  • 単なる作業の割り当てではなく、最適化された計画が必要。Auto Loadはルールに従って製造指図を配置します(DELMIAWorks APS)。Arcturusはすべての成形機をまとめて考慮して作業順序を決め、Autopilotが計画を常に最新に保ちます。
  • 段取り替えが生産量を左右する。段取り時間マトリクスを使い、段取り時間の合計が最小になるよう金型や色の切り替え順序を決めます。
  • 工具や材料の制約を、リストに表示するだけでなく計画に反映したい。金型、作業チーム、材料の入荷予定を、一回の計算でまとめて考慮します。
  • すべての作業者が計画を確認できるようにしたい。Mobile Confirmationsで、各自のスマートフォンやタブレットに作業待ちリストを表示します。ユーザー数は無制限です。

DELMIAWorksの未完了の製造指図をExcelにエクスポートして、30日間の無料トライアルでお試しください。ワークステーションは最大20、Basicの全機能を利用でき、クレジットカードは不要です。その後の料金は、ワークステーション5件を含めて月額199 €からで、毎月請求となります。連携費用は、お客様の工程と要件に応じて、ご利用プランと併せて事前にお見積もりします。

SkyPlannerはDELMIAWorks WebAPIを介して、DELMIAWorksと双方向に連携します。導入支援の際にSkyPlannerチームが設定を行います。お客様のパートナーや開発者も、仕様書が用意されているREST APIを使って開発できます。DELMIAWorks向けSkyPlannerのページ、DELMIAWorks連携ガイド、またはERP連携の一覧をご覧ください。

製造業のお客様によるSkyPlannerの評価

Ulvilaの配電盤製造現場に立つ、UTUのサプライチェーンスペシャリストKalle Kalliomäki

2 時間を毎週削減

「SkyPlannerによって、当社の生産計画はExcelの表計算から、リアルタイムの生産最適化へと進化しました。」

Kalle Kalliomäki、サプライチェーン担当
UTU · 配電盤・開閉装置

生産計画にかかる作業時間を毎週2時間削減し、新しい作業待ちリストを数秒で製造ラインに届けています。

UTUの導入事例を読む

ナイロビにあるLaboratory & Alliedの製薬工場で、クリーンルーム用作業服を着てボトル充填ラインで作業する従業員

+90%生産効率

「生産効率が90%向上しました。」

Abdul Rucyinga、IT部門責任者
Laboratory & Allied · 医薬品製造

生産効率は90%向上し、すべてのワークステーションを対象に三か月分の最適化された計画を30分未満で作成できるようになりました。

Laboratory & Alliedの導入事例を読む

カウハバにあるPiristeelの屋根用安全設備工場の空撮

99.2%納期遵守率

「SkyPlannerでボトルネックが見えるようになり、生産管理で把握すべきことが明確になりました。」

Toni Tuori、生産管理責任者
Piristeel · 屋根用安全設備・雨水排水システム

今年の納期遵守率は99.2%に達し、スケジューリングにかかる作業時間を一日あたり最大四時間削減しています。

Piristeelの導入事例を読む

削減材料不足による生産停止

「SkyPlannerの価値は、日々の業務で役立つこと、特に納期の設定に使えることです。」

Tommi Männistö、生産計画責任者
Eskomatic · 機械加工受託

負荷を自動で割り付けることで納期の精度が高まり、材料不足による生産停止も大幅に減少しました。

Eskomaticの導入事例を読む

よくある質問

DELMIAWorksのスケジューリングは有限能力と無限能力のどちらに対応していますか?

両方に対応しています。DELMIAWorks APSには、Auto Loadで作業を割り付けるFinite Scheduleと、差立てリスト向けの無限能力スケジューリングのオプションがあります。Rough Cut Capacity Toolsでは、必要な作業時間と利用可能な時間を日単位・週単位で比較できます。

DELMIAWorksのAuto Loadは何をする機能ですか?

Auto Loadは、Bill of Manufacturingのルールに従い、優先順位、納期、および“runs the best”(最も効率よく稼働する)機械を基準に、製造指図を作業区に割り付けます。手動でも、IQAlertのアクションとしても実行できます。

DELMIAWorksは金型や材料をどのように扱いますか?

使用できない見込みの工具・金型・材料は例外リストに表示され、計画担当者が問題の解消や手配の前倒しを行います。SkyPlannerは金型を使用可能数に限りのあるリソースとして確保し、各作業を材料の入荷後に割り付けます。

DELMIAWorks APSとSkyPlannerのどちらを使うべきですか?

計画全体を最適化し、自動で最新の状態に保ちたいなら、SkyPlannerです。DELMIAWorks APSはルールに基づいて負荷を割り付けますが、工具や材料に関する例外への対応は計画担当者に委ねられます。SkyPlannerはこれらを一度の計算で解決し、変更のたびに計画を立て直して、各作業者に作業待ちリストを提供します。無料トライアルで、自社の製造指図を使ってお試しください。

SkyPlannerはDELMIAWorksを置き換えるものですか?

いいえ。品目、BOM、MRP、購買、品質、RealTime、会計は引き続きDELMIAWorksで管理します。SkyPlannerは製造指図のスケジュールを組み、計画日、作業区、生産および労務の情報をDELMIAWorksに返します。