あらゆるERPと連携

SkyPlannerのオープンREST APIは、社内ERPを含むERP、MES、運用システムと連携します。自社で構築することも、当社チームの支援を受けることもできます。

単体でも動作 — ERP連携はオプションで、必須ではありません。

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以下のようなERP・MESシステムと連携

連携 / ERP / QuickBooks Online

QuickBooks Online連携ガイド SkyPlanner APSで生産スケジューリング

このガイドでは、ProAdvisors、コンサルタント、ITチーム向けに、QuickBooks OnlineとSkyPlanner APSの接続方法を説明します。SkyPlannerはIntuitのAccounting APIを介してQuickBooks Onlineと双方向に連携します。

  • 顧客、手持在庫数量を含む品目、承認済みの見積書、未完了の発注書、従業員を取り込みます。
  • 完了予定日を各見積書の出荷日に書き戻します。
  • 完了したオーダーは見積書に紐づく請求書として、記録した作業時間は時間実績として、在庫の変動は在庫調整として書き戻します。
  • QuickBooksのWebhookで変更を受信し、SkyPlannerのWebhookでスケジュールの変更をその都度送信します。
各リソースに作業を割り付けたSkyPlanner APSのガントチャートと、その下に表示された指図一覧。

QuickBooks Onlineは会計ソフトウェアのため、機械、工順、製造オーダーのデータは保持しません。リソース、工程、シフト、段取り時間はSkyPlannerで管理します。導入時にはSkyPlannerチームがお客様のQuickBooks上の会社データに合わせて連携を設定し、稼働開始後もサポートします。このガイドは、連携の構築に参加するパートナーや開発者、またはSkyPlannerの文書化されたREST API(APIリファレンス)を使って独自に開発する方を対象としています。

QuickBooks OnlineのAccounting API

QuickBooks Onlineはマルチテナント型の単一のクラウド製品で、すべての会社が同じAccounting APIを使用します。APIはバージョンv3のREST APIです。各呼び出しでは、realm IDで対象の会社を指定します:https://quickbooks.api.intuit.com/v3/company/{realmId}/{entity}。テスト用には別のサンドボックスホストが用意されています。リクエストとレスポンスはJSON形式で、minorversionパラメータでスキーマのバージョンを選択します。(出典)

生産スケジューリングに必要なエンティティは次のとおりです。

  • マスタデータ: Customer、Item(Inventory、NonInventory、Service)、Employee、Vendor。
  • 需要: Estimate(TxnStatusがAccepted、明細行、ShipDate)。先に請求する製造現場では、InvoiceまたはSalesReceiptも使用します。
  • 供給: PurchaseOrder(POStatusがOpen、品目と数量を含む明細行)、Bill。
  • 書き戻し: Estimate、Invoice、TimeActivity、InventoryAdjustment。

読み取りにはクエリエンドポイントを使います。例えば、select * from Estimate where MetaData.LastUpdatedTime > '2026-10-01'です。部分更新が可能なため、SkyPlannerは変更するフィールドだけを送信します。Accounting APIには、受注、工順、作業区、製造オーダーのエンティティはありません。

認証と利用上限

Accounting APIは、認可コードフローとcom.intuit.quickbooks.accountingスコープを使うOAuth 2.0を採用しています。QuickBooks管理者が一度サインインしてアクセスを承認します。その後、アプリは有効期間の短いアクセストークンと、更新のたびに新しくなるリフレッシュトークンを保持します。アクセストークンはAuthorization: Bearerで送信します。(出典)

Intuitは会社ごとに、分単位と秒単位で呼び出し回数を制限し、アプリが上限を超えるとHTTP 429を返します。また、IntuitのApp Partner Programでは、一部のAPI呼び出しについて、パートナー階層別に月間利用量を計測します。どちらもIntuitの上限とスロットリングのページに記載されています。Webhook、変更データキャプチャ、部分更新を使うことで、スケジューリング連携の呼び出し回数をこれらの上限より十分低く抑えられます。

SkyPlanner側のREST APIは、Authorization-Tokenヘッダーに設定するAPIトークンで認証します(SkyPlannerのSettings > API)。仕様はSwagger/OpenAPIで公開されています。最初の呼び出し手順は連携チュートリアルで説明しています。

Webhookと変更データキャプチャ

QuickBooksのWebhookは、接続先の会社でデータが変更されるとアプリに通知します。”Webhooks automatically notify you whenever data changes in your end-user’s QuickBooks Online company files.”(エンドユーザーのQuickBooks Online会社ファイルでデータが変更されるたびに、Webhookが自動的に通知します。)(出典)スケジューリングに関係するエンティティは次のとおりです。

  • Customer, Item, Employee
  • Estimate, Invoice, SalesReceipt
  • PurchaseOrder, Bill
  • TimeActivity

操作にはCreate、Update、Delete、Merge、Voidがあります。通知に含まれるのはエンティティ名、ID、操作、最終更新日時で、レコード全体ではありません。受信側は通知を受け取った後にレコードを読み取ります。

変更データキャプチャ(GET /cdc?entities=...&changedSince=...)は、直近の取得可能期間内で、指定した日時以降の変更をすべて返します。SkyPlannerはこれを毎晩のデータ照合に使うため、Webhookを取り逃してもオーダーが古い状態のまま残ることはありません。TimeActivityは変更データキャプチャの対象外なので、クエリで照合します。(出典)

データマッピング

QuickBooks OnlineのオブジェクトSkyPlannerオブジェクト連携方向頻度
Customer顧客(external_identifier、delivery_priority)QuickBooks → SkyPlanner初回取り込み後、Webhook受信時
QtyOnHandを含むItem(Inventory、NonInventory、Service)製品と材料、在庫QuickBooks → SkyPlanner初回取り込み後、Webhook受信時
Estimate(Accepted)、明細行、ShipDateオーダー(external_order_number、delivery_date)、明細行ごとの作業QuickBooks → SkyPlannerWebhookでリアルタイムに反映
InvoiceまたはSalesReceipt(先に請求する製造現場)オーダーと作業QuickBooks → SkyPlannerWebhookでリアルタイムに反映
PurchaseOrder(Open)、明細行入荷予定の材料(製品の発注書)QuickBooks → SkyPlannerWebhookでリアルタイムに反映
Employee従業員QuickBooks → SkyPlanner初回取り込み後、Webhook受信時
Estimate.ShipDate(部分更新)完了予定日SkyPlanner → QuickBooksスケジュール変更時
LinkedTxnでEstimateに紐づけたInvoice完了したオーダーSkyPlanner → QuickBooksオーダー完了時
TimeActivity(EmployeeRef、CustomerRef、ItemRef、作業時間)Mobile Confirmations、作業時間の記録SkyPlanner → QuickBooks作業の記録時
InventoryAdjustment完成品の入庫、材料の消費SkyPlanner → QuickBooksオーダー完了時
QuickBooksにはなしリソース、工程、シフト、不在、段取り時間マトリクス、工具、作業者数、代替リソースSkyPlannerで管理導入時に設定

連携パターン

1. マスタデータの初回取り込み。 クエリエンドポイントでページを順に取得し、顧客、品目、従業員、未完了の発注書を読み取ります。QuickBooks IDをexternal_identifierに設定してSkyPlannerの顧客を作成し、品目IDをキーとして製品と材料を作成します。続いて、QuickBooksが保持しないリソース、製品ごとの工程、シフト、休暇、段取り時間を設定します。工程はCSVまたはExcelでインポートするのが最も速い方法です。

2. オーダーの同期。 Estimate、Invoice、Item、PurchaseOrderのWebhookを購読します。見積書がAcceptedになると、SkyPlannerが読み取り、見積番号をexternal_order_number、出荷日をdelivery_dateに設定してオーダーを作成します。各明細行から、製品の工程に沿って作業が作成されます。未完了の発注書の明細行は入荷予定の材料となり、作業はその入荷を待ちます。毎晩の変更データキャプチャで、取り逃したイベントをすべて捕捉します。

3. スケジュールと完了実績の書き戻し。 四つの呼び出しで結果をQuickBooksに反映します。

  • Estimateの部分更新でShipDateを書き込み、QuickBooks上で約束した出荷日を計画に合わせます。
  • オーダーが完了すると、POST /invoiceで見積書の明細行を含む請求書を作成し、LinkedTxnで見積書に紐づけます。Intuitでは一つの見積書に紐づけられる請求書は一つだけなので、分納の扱いは要件定義で合意します。
  • POST /timeactivityで、各作業者が記録した作業時間を従業員、顧客、サービス品目に紐づけて登録します。その後、請求対象の作業時間をQuickBooksの請求書に追加できます。
  • POST /inventoryadjustmentで完成品の在庫を増やし、使用した材料の在庫を減らします。Intuitは米国のQuickBooks Online PlusおよびAdvancedでこのエンティティを提供しています。(出典)

4. 製造現場での実績報告。 作業者はSkyPlanner Mobile Confirmations、Production Timer、Quick Log Modeで作業を記録します。進捗はすぐにスケジュールに反映され、Autopilotが残りの作業を再計画します。作業時間は時間実績としてQuickBooksに送信されます。給与計算にQuickBooks Timeを引き続き使う場合は、要件定義の段階で作業時間の記録経路を一つに決めます。

5. データの管理主体と競合時のルール。 稼働開始前に、次の内容を文書化します。

データ管理主体
顧客、品目、価格、見積書、発注書、請求書、会計QuickBooks Online
リソース、工程、シフト、不在、段取り時間マトリクス、工具、代替リソースSkyPlanner
作業順序、開始・終了時刻、各作業に割り当てるリソースSkyPlanner
見積書の出荷予定日SkyPlannerで管理し、QuickBooksに書き戻し
完了した受注の請求書、作業時間、完成品の在庫調整SkyPlannerで作成し、転記後はQuickBooksで管理

一般的な導入手順

導入作業は通常、オンボーディング開始から数週間で完了します。その前に、QuickBooksからエクスポートした顧客、製品、未完了の見積書を使い、自社データで30日間の無料トライアルを実施できます。

導入プロジェクトは、以下の手順で進めます。

  1. 接続。QuickBooksの管理者がIntuitのOAuth 2.0画面でSkyPlannerを承認します。
  2. 需要の起点となるオブジェクト。承認済みの見積書、請求書、売上領収書のいずれを生産開始の起点にするかを決めます。
  3. マッピング。マッピング表、品目キー、作業費を計上するサービス品目、データの管理責任に関するルールを確定します。
  4. 初期データの取り込み。顧客、品目、従業員、未完了の発注書を取り込みます。
  5. 生産モデル。SkyPlannerにリソース、製品ごとの工程、シフト、段取り時間マトリクス、工具、作業者数を設定します。
  6. イベントによる同期。見積書、品目、発注書のWebhookに加え、毎晩の変更データキャプチャを設定します。
  7. 書き戻し。まず出荷日、次に請求書、作業時間の記録、在庫調整の書き戻しを設定します。
  8. 並行テストと本番稼働。SkyPlannerの日程を現在の計画と比較し、最初の請求書と在庫調整を会計担当者に確認してもらったうえで、書き戻しを有効にします。

QuickBooks Online連携で事前に検討すべきこと

  • 受注書はQuickBooksの画面内で管理します。PlusとAdvancedのアプリには受注書機能がありますが、この連携で読み取るのは承認済みの見積書、または先に請求する工場では請求書です。すべての受注を同じ方法で取り込めるよう、起点を一つに決めます。
  • QuickBooksには工順がありません。製品ごとの工程はSkyPlannerで管理し、QuickBooksの品目に紐づけます。
  • 一つの見積書に紐づける請求書は一つです。分納する場合は、納品ごとに見積書を作成するなどのルールが必要です。
  • 在庫調整への対応はプランと地域で異なります。米国のPlusとAdvancedは在庫調整に対応しています。それ以外の場合は、完成品をQuickBooksに反映する方法を会計担当者と決めてください。
  • Intuit Enterprise Suiteの製造指図。この機能を利用する場合は、製造と構成部品の引当をどちらのシステムで管理するかを決めます。
  • バンドルはAPIでは読み取り専用です。Group品目はAPI経由で作成できないため、バンドルはQuickBooksで管理してください。
  • リフレッシュトークンのローテーション。更新のたびに最新のリフレッシュトークンを保存してください。保存しないと接続が切れます。

QuickBooks Online連携の設定とサポートの担当

連携の設定では、品目、見積書、発注書に加え、完了した作業を請求に反映する方法を扱います。また、QuickBooksでは保持しないリソース、工程、シフト、段取り時間マトリクス、工具、作業者数、代替リソースを補います。

  1. SkyPlannerチームがオンボーディング中に設定し、本番稼働後もサポートします。QuickBooksの品目、見積書、在庫の設定方法は工場ごとに異なります。その違いに対応するノウハウを、この設定作業に生かします。
  2. ご利用のQuickBooks ProAdvisorや連携パートナーによる構築も可能です。SkyPlannerはREST API、Swagger/OpenAPIのドキュメント、Webhookを提供しています。
  3. 自社の開発者も連携を構築できます。APIトークンがあれば着手でき、必要に応じてSkyPlannerチームが支援します。発注書や製品・資材APIなどの製品ドキュメントは、SkyPlannerドキュメントをご覧ください。

SkyPlannerは月額199 €から利用でき、5リソースを含みます。請求は月払いです。連携費用は、お客様の業務プロセスと要件に応じて、ご利用プランとあわせて事前に見積もるため、開始前に総費用を把握できます。料金と機能をご確認ください。QuickBooks単体で対応できる範囲は、QuickBooksに生産スケジューリング機能はありますか?で解説しています。概要はQuickBooks Onlineのページ、ほかのシステムとの連携は連携一覧をご覧ください。

製造業のお客様によるSkyPlannerの評価

ウルヴィラの配電盤製造現場に立つ、UTUのサプライチェーン担当スペシャリスト、Kalle Kalliomäki

2時間毎週の作業時間を削減

「SkyPlannerによって、当社の生産計画はExcelの表計算から、リアルタイムの生産最適化へと進化しました。」

Kalle Kalliomäki、サプライチェーン担当スペシャリスト
UTU · 配電盤・開閉装置

生産計画にかかる作業時間を毎週2時間削減し、新しい作業待ちリストを数秒でラインに届けています。

UTUのレビューを読む

ナイロビにあるLaboratory & Alliedの製薬工場で、クリーンスーツを着てボトル充填ラインで働く作業者

+90%生産効率が向上

「生産効率が90%向上しました。」

Abdul Rucyinga、IT部門責任者
Laboratory & Allied · 医薬品製造

生産効率が90%向上し、全リソースを対象に三か月分の最適化された計画を30分未満で作成しています。

Laboratory & Alliedのレビューを読む

100%2021年からの納期遵守率

「SkyPlannerで生産能力を可視化でき、見通しの立つ計画を作成できるようになりました。」

Dan Berglund、COO/CFO
Opes Corporation · 化学品・食品製造

2021年にSkyPlannerの利用を開始して以来、全期間を通じて納期遵守率100%を維持しています。

Opes Corporationのレビューを読む

ロホヤにあるMamecの生産棟に立つ、同社CEOのHannu Ryynänen

1,000件単位の製造指図を自動でスケジューリング

「生産をこれまでとは違う形で管理できるようになり、生産能力への理解もまったく別のレベルに達しました。」

Hannu Ryynänen、CEO
Mamec · 産業用ミキサー、ポンプ、ハイテク製品の受託製造

数千件の製造指図を自動でスケジューリングし、組織全体で生産状況をリアルタイムに把握しています。

Mamecのレビューを読む

よくある質問

QuickBooks Onlineには生産データを扱うAPIがありますか?

QuickBooks Onlineには、OAuth 2.0を使用するREST APIであるAccounting APIがあります。顧客、品目、見積書、請求書、発注書、作業時間の記録、在庫調整に対応しています。リソースや工程などの生産データはSkyPlannerで管理します。

SkyPlannerからQuickBooks Onlineに書き戻せますか?

はい。SkyPlannerは各見積書に出荷予定日を書き込み、受注が完了すると、その見積書に紐づく請求書を作成します。また、記録した作業時間を作業時間の記録として転記し、米国のPlusとAdvancedでは、完成品と使用済み資材を在庫調整として記録します。

QuickBooks Onlineは変更をリアルタイムに通知しますか?

はい。QuickBooksのWebhookは、顧客、品目、見積書、請求書、発注書、作業時間の記録に対応しています。SkyPlannerは変更された各レコードを読み取り、毎晩、変更データキャプチャで整合性を確認します。

QuickBooksに工順や機械の情報がない場合、どこで設定しますか?

SkyPlannerで設定します。リソース、製品ごとの工程、シフト、段取り時間を、手入力またはCSV・Excelのインポートで一度設定します。各工程がQuickBooksの品目に紐づくため、新しい見積書は自動でスケジューリングされます。

連携を構築する前にSkyPlannerを試せますか?

はい。30日間の無料トライアルでは、QuickBooksからCSVまたはExcelでデータをインポートし、最大20リソースを利用できます。クレジットカードは不要です。トライアルを開始するか、連携の要件定義について営業にご相談ください。