あらゆるERPと連携

SkyPlannerのオープンREST APIは、社内ERPを含むERP、MES、運用システムと連携します。自社で構築することも、当社チームの支援を受けることもできます。

単体でも動作 — ERP連携はオプションで、必須ではありません。

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以下のようなERP・MESシステムと連携

連携 / ERP / Plex Smart Manufacturing Platform

Plex連携ガイド SkyPlanner APSで生産スケジューリングを行うには

このガイドでは、パートナーやITチームに向けて、Plex Smart Manufacturing PlatformをSkyPlanner APSに接続する方法を解説します。SkyPlannerとPlexは、次のように双方向で連携します。

  • 作業、部品、工順、作業区、在庫、発注のデータを取り込みます。
  • 工程ごとの開始・終了予定時刻をPlexに書き戻します。
  • 作業者が入力した実績をPlexの生産報告に反映します。
  • SkyPlannerのWebhookが、スケジュールの変更を発生時に通知します。
各リソースに作業を割り付けたSkyPlanner APSのガントチャートと、その下に表示された指図一覧。

SkyPlannerチームは、オンボーディング中にお客様のPlex環境に合わせて連携を設定し、本稼働後もサポートします。このガイドは、連携作業に参加するパートナーや開発者、またはSkyPlannerの公開REST API(APIリファレンス)を使って自ら開発する方を対象としています。

Plexの連携インターフェース

Plexは単一のマルチテナント型クラウドプラットフォームで、すべてのテナントが最新リリースで稼働します。連携方法は四つあります。

  1. Plex Connect REST APIs。 Plexは2015年に、Plex Connectを “a new REST/JSON API.”(REST方式でJSONを扱う新しいAPI)としてリリースしました。(出典)バージョン管理されたコレクションで、部品、仕入先、顧客、発注、作業区、工具を扱います。
  2. Plex Custom APIs。 Plexのデータシートには “The developer portal is also available for creating unique APIs.”(開発者ポータルでは独自のAPIも作成できます)と記載されています。(出典)パートナーは、標準コレクションのないオブジェクトにこれを使用します。
  3. Plex UX Data Sources。 PlexはデータソースをREST経由で公開しています。作業、作業の工程、生産実績、在庫コンテナは、通常ここから読み取ります。
  4. Plex Classic Data Sources。 従来のSOAPによる接続方法です。Classicのデータソースに相当するものがUXにない場合に限って使用します。

SkyPlannerは、マスタデータと購買にはPlex Connectを、作業、工程、生産データにはPlex Data Sourcesを使用します。

アクセス設定とPCN

APIアクセスはPlex Developer Portalでアプリごとに設定し、連携に必要なAPIコレクションを有効にします。すべての呼び出しで、PCNを指定します。PCNはPlant Control Numberの略で、Plex内の工場または法人を識別します。三つの工場があるグループには三つのPCNがあり、それぞれを個別のSkyPlanner環境、または同じ環境内のリソースグループに対応付けます。

Data Sourceの呼び出しには、PCNごとのWebサービス認証情報を使用します。連携専用のアカウントを作成し、必要なデータソースだけにアクセスを許可してください。

SkyPlanner側のREST APIはAPIトークン(SkyPlanner Settings > API)で認証し、仕様はSwagger/OpenAPIで公開されています。最初の呼び出し手順は、連携チュートリアルで確認できます。

同期の仕組み

Plex側との同期は定期的に実行します。SkyPlannerは、工場ごとに設定した頻度でPlex ConnectとData Sourcesから、新規または変更された作業、工程、在庫を読み取ります。Plexパートナーは、作業の作成時など、Plex側のトリガーを使って、変更をPlexからSkyPlannerのREST APIに直接プッシュすることもできます。

SkyPlannerは状態やスケジュールが変わるとWebhookを送信するため、書き戻しはイベント駆動で行われます。

データマッピング

Plexのオブジェクト(インターフェース)SkyPlannerのオブジェクト連携方向頻度
Part(Plex Connectのpartsコレクション)製品と材料Plex → SkyPlanner初回取り込み後、差分同期
Bill of Materials(Data Source)製品構成、子製品、製品ごとの材料Plex → SkyPlanner初回取り込み後、変更時
工順と部品の工程:作業区、標準時間(Data Source)段取り時間と加工時間を含む工程Plex → SkyPlanner初回取り込み後、変更時
作業区:機械、セル、エリア(Plex Connectのwork centers)リソース、リソースグループ、効率Plex → SkyPlanner初回取り込み後は、まれに更新
作業とその工程:数量、納期(Data Source)オーダーと作業Plex → SkyPlanner数分ごと、または作業作成時にプッシュ
在庫とコンテナ(Data Source)在庫残高Plex → SkyPlanner毎時、またはスケジューリングの実行前
入荷予定を含む発注(Plex Connectのpurchase orders)納入日に入荷する材料。Deliveredに設定すると在庫を更新Plex → SkyPlanner毎時、またはスケジューリングの実行前
工具(Plex Connectのtools)利用可能数に限りのある共有リソースとしての工具Plex → SkyPlanner初回取り込み後はSkyPlannerで管理
工程・作業区ごとの開始・終了予定時刻(Custom APIまたはData Source)スケジュールSkyPlanner → Plexスケジュール変更時にSkyPlannerのWebhook経由で送信
生産実績:数量、開始、終了、停止時間ログと作業者が入力した実績SkyPlanner → Plex実績入力ごと、またはシフトごと
SkyPlannerの制約データ段取り時間マトリクス、作業ごとの必要人数、代替作業区・要員SkyPlannerで管理オンボーディング中に設定

連携パターン

1. マスタデータの初回取り込み。 部品、BOM、部品の工程を含む工順、作業区、工具を取り込みます。リソースとして扱う単位は、十分に検討して決めてください。Plexの作業区は、機械単体の場合も、セルやエリアの場合もあります。SkyPlannerでは、一つの作業待ち行列を処理する単位でスケジューリングする必要があります。

2. 作業の同期。 リリース済みの作業とその工程、数量、納期に加え、在庫と未完了の発注を読み取ります。SkyPlannerは、発注済みの材料を発注の納入日に利用可能とみなし、発注がDeliveredに設定されると在庫を更新します。スケジューリングでは、在庫と入荷予定の購入品を合わせて確認します。

3. スケジュールの書き戻し。 エンジンが配置または移動したすべての工程について、SkyPlannerは開始・終了予定時刻と作業区を、合意したCustom APIまたはデータソース経由でPlexに書き戻します。作業とその数量、ステータスは、引き続きPlexで管理します。

4. 製造現場での実績入力。 作業者はMobile Confirmations、Production Timer、Quick Log Modeで開始、数量、停止を記録し、作業の進行に応じてスケジュールが更新されます。入力した内容は、生産実績としてPlexに書き戻されます。入力先は作業区ごとに一つに決めてください。SkyPlannerかPlex Control Panelのどちらかで実績を入力し、両方には入力しないようにします。

5. データの管理主体と競合時のルール。 本稼働前に、次の内容を文書化します。

データ管理主体
部品、BOM、工順、作業の数量とステータス、在庫Plex
工程の順序、開始・終了時刻、作業区の割り当てSkyPlanner
段取り時間マトリクス、工具と作業者の要件、代替リソースSkyPlanner
シフトと欠勤要件定義で選定した一つのシステム
生産実績Plex(SkyPlannerで入力した実績を登録)

Plexで作業の数量や工順を変更すると、その作業の新しいバージョンとして扱われます。SkyPlannerはこれを再度読み込み、生産に変更が生じるとAutopilotが自動でスケジュールを組み直します。

標準的な導入手順

導入は通常、オンボーディング開始から数週間で完了します。その前に、30日間の無料トライアルで自社データを使って検証できます。連携作業に着手する前に、Plexから未完了の作業、工程、作業区をExcelまたはCSVにエクスポートし、SkyPlannerに取り込んでスケジュールを検証してください。

その後、プロジェクトを次の七つのステップで進めます。

  1. マッピング。 マッピング表、PCNとリソースの単位、データの管理ルール、同期頻度を確定します。
  2. Plexへのアクセス設定。 Developer PortalでPlex Connectのコレクションを有効にし、PCNごとにData Sourceアカウントを設定します。
  3. 初回取り込み。 部品、BOM、工順、作業区、工具を取り込みます。
  4. 作業と発注の同期。 作業、工程、在庫、未完了の発注を定期的に同期します。
  5. SkyPlannerでの制約設定。 段取り時間マトリクス、作業ごとの必要人数、代替作業区・要員を設定します。
  6. 書き戻しと実績入力。 予定時刻と生産実績をPlexに書き込みます。
  7. 並行運用と本稼働。 現行の計画と並行してSkyPlannerを運用し、マスタデータを修正してから書き戻しを有効にします。

Plex連携で事前に検討すべきこと

  • 適切なデータソースの選定。 Plexには、フィールドが重複するデータソースが多数あります。Plex連携で最も難しいのは、意図した数量やステータスを返すデータソースを選ぶことです。要件定義では、使用するデータソースを名称まで明確にして合意してください。
  • 作業区の粒度。 一つの作業区が実際には四台の機械を含むエリアである場合、四つのリソースとして登録するか、効率を設定したグループにする必要があります。そうしないと、能力を超えた作業が割り当てられます。
  • 計量単位。 プロセス製造の工場では、バッチをグラムやリットルで扱っていても、次の工程では個数で扱うことがあります。取り込み時に工程ごとに単位を換算してください。
  • コンテナ単位の在庫と品目別の総在庫。 Plexは現場の在庫をコンテナ単位で管理します。スケジュール上で使用可能なコンテナの在庫を合算し、保留中や隔離中の在庫は除外してください。
  • 標準時間。 初回のスケジューリングを実行する前に、品目の各工程に設定された段取り時間と加工時間を実際の生産実績と照合してください。
  • 複数のPCN。 ある工場の作業が別の工場の作業区に割り当てられることのないよう、マッピングでは工場を明確に区別してください。

Plex連携の設定・サポートを担当するのは誰か

設定作業には、お客様の作業、工順、作業区、PCNとのマッピングに加え、SkyPlannerがスケジューリングで使用する制約条件の設定も含まれます。段取り時間マトリクス、作業者数、代替リソースなどが対象です。

  1. SkyPlannerチームが導入時の設定と本稼働後のサポートを担当します。 対象はSkyPlanner側と、合意したPlexのインターフェースです。Plexの運用方法は工場ごとに異なるため、それぞれの運用ノウハウを設定に反映します。
  2. お客様のPlexパートナーも、連携構築に参加したり、構築を担当したりできます。 パートナーはお客様のPCN、データソース、Custom APIsを熟知しています。SkyPlannerはREST API、Swagger/OpenAPIドキュメント、Webhookを提供します。
  3. 自社の開発者による構築も可能です。 同じREST APIを、公開されている仕様書に沿ってAPIトークンで利用できます。APIトークンがあれば着手でき、必要に応じてSkyPlannerチームが支援します。発注や製品・資材APIを含む公開ドキュメントは、SkyPlannerドキュメントでご覧いただけます。

SkyPlannerは5リソース込みで月額199 €から利用でき、月ごとの請求となります。連携費用は、お客様の業務プロセスや要件に合わせ、利用プランとともに事前にお見積もりするため、開始前に総費用を確認できます。Plex標準のスケジューリングとの比較は、実際の設備・人員の能力を考慮したPlexの生産スケジューリング、概要はPlexのページ、他のシステムとの連携はERP連携一覧をご覧ください。

製造業のお客様によるSkyPlannerの評価

ウルヴィラの配電盤製造現場に立つ、UTUのサプライチェーンスペシャリスト、Kalle Kalliomäki氏

2時間毎週の作業時間を削減

「SkyPlannerによって、当社の生産計画はExcelの表計算から、リアルタイムの生産最適化へと変わりました。」

Kalle Kalliomäki、サプライチェーンスペシャリスト
UTU · 配電盤・開閉装置

生産計画にかかる作業時間を毎週2時間削減し、新しい作業キューを数秒でラインに届けています。

UTUのレビューを読む

ナイロビにあるLaboratory & Alliedの製薬工場で、クリーンルーム用作業服を着てボトル充填ラインに立つ作業者

+90%生産効率が向上

「生産効率が90%向上しました。」

Abdul Rucyinga、IT部門責任者
Laboratory & Allied · 医薬品製造

生産効率が90%向上し、全リソースを対象に三か月分の最適化された計画を30分未満で作成しています。

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ラウマのロボットパレタイジングセルのそばに立つ、Fredman Operationsの生産マネージャー、Anu Järvinen氏

6か月先まで営業が余力を把握

「SkyPlannerは、すべての生産計画の土台となり、その信頼性を支えています。」

Anu Järvinen、生産マネージャー
Fredman Operations · 食品用包装紙

営業は六か月先まで生産余力を把握でき、以前は一時間以上かかっていたスケジュール変更の依頼にも、数秒で回答しています。

Fredman Operationsのレビューを読む

100%2021年からの納期遵守率

「SkyPlannerによって生産能力が可視化され、見通しを持って計画を立てられるようになりました。」

Dan Berglund、COO/CFO
Opes Corporation · 化学品・食品製造

2021年のSkyPlanner導入以来、全期間を通じて納期遵守率100%を維持しています。

Opes Corporationのレビューを読む

よくある質問

Plexには生産スケジューリング用のデータを取得するAPIがありますか?

はい。Plex Connectは、品目、発注、作業区、工具向けのREST/JSON APIを提供しています。Plex Data Sourcesからは、作業、工程、生産実績、在庫のデータを取得できます。それ以外はPlex Custom APIsで対応できます。

Plex連携は誰が構築しますか?

SkyPlannerチームが導入時にお客様のPlex環境に合わせて双方向連携を設定し、本稼働後もサポートします。お客様のPlexパートナーや自社の開発者も、ドキュメントが用意されているSkyPlannerのREST APIを使って構築できます。APIトークンがあれば着手できます。

Plex Finite SchedulingやFinite Schedulerを追加するのではなく、SkyPlannerを連携する理由は何ですか?

Plexは、生産能力の制約を考慮する生産スケジューリングをMES/MOMの機能に位置付け(出典)、Finite Schedulerを”An Adaptive Plex MES Integration”(適応型のPlex MES連携)として紹介しています(出典)。SkyPlannerは現在お使いのPlexパッケージと連携し、導入支援の開始から数週間で本稼働します。また、計画に影響する変更があるたびに、Autopilotが自動で再スケジューリングします。双方向連携の設定とサポートはSkyPlannerチームが担当し、Plex側はお客様のPlexパートナーが担当できます。

Plexに何かインストールする必要はありますか?

いいえ。アクセスはPlex Developer Portalと各PCNで設定します。SkyPlannerはPlexとは別にクラウド上で稼働します。

Plexから変更をリアルタイムで送信できますか?

Plex側では通常、数分ごとに定期的な同期を行います。Plexパートナーが、Plex側のトリガーに応じて新しい作業をSkyPlannerのREST APIへ送信することもできます。逆方向では、スケジュールが変更されると、SkyPlannerのWebhookがその変更を即座に送信します。

連携を構築する前にSkyPlannerを試せますか?

はい。30日間の無料トライアルでは、PlexからCSVまたはExcelでデータを取り込み、最大20リソースまで試せます。クレジットカードは不要です。トライアルを開始するか、連携の要件定義について営業に相談してください。