あらゆるERPと連携

SkyPlannerのオープンREST APIは、社内ERPを含むERP、MES、運用システムと連携します。自社で構築することも、当社チームの支援を受けることもできます。

単体でも動作 — ERP連携はオプションで、必須ではありません。

連携プロジェクトを相談

以下のようなERP・MESシステムと連携

外部連携 / ERP / QAD Adaptive ERP

QAD Adaptive ERP向けSkyPlanner APS:実際の生産能力に基づく生産スケジューリング

SkyPlanner APSは、QAD Adaptive ERP(旧QAD Enterprise ApplicationsおよびMFG/PRO)向けのアドオンです。機械と作業者の実際の能力を考慮し、すべての機械・作業者・工具・資材を対象に生産スケジューリングを行います。製造指図の各工程を、いつ、どこで実行するかがわかります。生産状況が変わると、Autopilotが自動でスケジュールを組み直します。

各リソースに割り付けられた作業と、その下のオーダー一覧を表示したSkyPlanner APSのガントチャート。

SkyPlannerはQAD Adaptive ERPと双方向に連携します。製造指図とその工程、品目、製品構成、工順、作業区、在庫、購買発注のデータを取り込みます。計画したリリース日と納期は、QAD QXtend経由でWork Order Maintenanceに書き戻され、記録した作業実績は工数実績と製造指図の完成入庫として登録されます。導入時にSkyPlannerチームが、お客様のQAD環境に合わせて連携を設定します。

料金は5リソースを含めて月額199 €から。追加リソース当たり月額20 €です。無料トライアルは30日間、最大20リソースで利用でき、クレジットカードは不要です。

生産現場はどう変わるか

各機械の能力に収まる作業順序。

QADのCapacity Requirements Planningは、各作業区の負荷を表示します。SkyPlannerは実際のシフト、欠勤、残業を考慮し、製造指図のすべての工程を、具体的な機械や作業者に時刻を指定して割り当てます。

日程が勝手に動かない。

SkyPlannerが作業順序を維持し、QAD内の製造指図のリリース日と納期もその順序に沿って更新されます。CRPを実行するたびに、計画担当者が工程の日付を入力し直す必要はありません。

段取り替えのコストを削減。

SkyPlannerは、製品の組み合わせごとに、切り替える方向別の段取り替え時間を保持します。淡色から濃色への切り替えは短い洗浄で済む場合がありますが、濃色から淡色への切り替えには全面的な洗浄が必要です。エンジンは、時間のロスが最も少なくなる順序で作業を組みます。

人員と工具の制約も考慮。

三人の作業者が必要な作業には、シフトに空きのある三人を割り当てます。あるプレス機で使用中の金型を、別のプレス機に重複して割り当てることはありません。機械がふさがっている場合は、代替の機械や作業者に作業を振り替えます。

資材の確保に合わせて開始時期を決定。

SkyPlannerは、すべての品目について在庫と入荷予定の購買発注を確認します。仕入先からの納品を待つ製造指図は、その納品日より後に計画します。着手してから製造現場で作業が止まることを防ぎます。

作業者が次の作業を確認。

各作業者はスマートフォンやタブレットで次の作業を確認し、作業に合わせて実績を記録します。事務所では進捗をリアルタイムに把握でき、工数実績はQADに戻されます。

製造業のお客様によるSkyPlannerの評価

ウルヴィラの配電盤製造現場に立つ、UTUのサプライチェーンスペシャリスト、Kalle Kalliomäki

2 時間毎週の作業時間を削減

「SkyPlannerによって、当社の生産計画はExcelの表計算から、リアルタイムでの生産最適化へと変わりました。」

Kalle Kalliomäki、サプライチェーンスペシャリスト
UTU · 配電盤・開閉装置

生産計画にかかる作業時間を毎週2時間削減し、新しい作業順序を数秒で製造ラインに伝達しています。

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ナイロビにあるLaboratory & Alliedの製薬工場で、クリーンルーム用作業服を着てボトル充填ラインに立つ作業者

+90%生産効率が向上

「生産効率が90%向上しました。」

Abdul Rucyinga、IT部門責任者
Laboratory & Allied · 医薬品製造

生産効率が90%向上し、全リソースを対象とする三か月分の最適化された計画を、30分未満で作成しています。

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100%2021年以降の納期遵守率

「SkyPlannerで生産能力を可視化でき、見通しを立てて計画できるようになりました。」

Dan Berglund、COO/CFO
Opes Corporation · 化学品・食品製造

SkyPlannerを導入した2021年以降、納期遵守率は一貫して100%を維持しています。

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Alahärmä工場で溶接した鉄骨構造物を研磨するKJH-Compの溶接作業者

98%の納期遵守率。約50%から向上

「当社の納期遵守率を維持するうえで、SkyPlannerは決定的な役割を果たしています。」

Hannu Lahtinen、代表取締役
KJH-Comp · 板金加工・受託製造

納期遵守率は約50%から最大98%に向上しました。スケジューリングも、以前は管理者二人で行っていましたが、現在は一人で対応しています。

KJH-Compの導入事例を読む

QAD Adaptive ERP連携の仕組み

  1. QADから作業データを送信。製造指図とその工程、品目、製品構成、工順、作業区、稼働カレンダー、在庫、購買発注のデータがSkyPlannerに取り込まれます。
  2. SkyPlannerがスケジュールを作成し、最新の状態を維持。Arcturusエンジンが数秒で計画全体を最適化し、生産状況の変化に応じて計画を組み直します。
  3. 日程と作業実績をQADに返送。計画したリリース日と納期は、Work Order Maintenance (16.1)のQXtend Inbound QDocを通じて各製造指図に書き戻されます。作業者が確定した実績は、Labor Feedback by Work Order (16.20.1)とWork Order Receipt (16.11)に登録されます。

基幹データを管理するのは、引き続きQADです。品目、製品構成、MRP、購買、在庫、原価計算、財務は、これまでどおりQADで扱います。SkyPlannerが担うのは一つだけ。すべてのリソースについて、各工程の順序と実行タイミングを決めることです。

SkyPlannerは、QAD QXtend Outboundのビジネスオブジェクト(Item、Product Structure、Routing、Work Center、Inventory Transaction)と、QADのビジネス文書を照会するREST APIを通じてQADのデータを読み取ります。書き戻しにはQAD QXtend Inboundを使用します。これは、計画担当者が使うものと同じプログラムにアクセスする、QADのSOAPおよびXMLインターフェースです。SkyPlannerのWebhookは、スケジュールが変わるたびにその変更を即座に送信します。

QADの運用方法は工場ごとに異なります。そのため、SkyPlannerチームが導入時にお客様の環境に合わせて連携を設定し、本稼働後もサポートします。連携費用は、業務プロセスと要件に合わせて事前にお見積もりします。QADパートナーや社内の開発者が、ドキュメント化されたSkyPlannerのAPIを使って連携を構築することもできます(APIリファレンス)。

QDocs、データマッピング、書き戻しルールについては、生産スケジューリングのためのQAD Adaptive ERP連携ガイドをご覧ください。

QAD Adaptive ERPが組めるスケジュールと、SkyPlannerが補う機能

QADは資材計画に優れ、Line Schedule Workbenchで繰返生産ラインを管理します。個別の製造指図については、Capacity Requirements Planningで能力を計画します。QADの製造ユーザーガイドでは、次のルールが示されています。

  • CRPは納期から逆算します。“takes the due date of an order or repetitive schedule and schedules each of its operations from the last operation in the order routing or process backward to the first one.”(オーダーまたは繰返生産スケジュールの納期を基準に、工順やプロセスの最終工程から最初の工程へと逆算して、各工程の日程を設定します。)
  • 過負荷への対応は計画担当者が行います。“If a work center or machine is over- or under-loaded, you can modify either its capacity or the timing or amount of the load.”(作業区や機械が過負荷または負荷不足の場合は、能力、負荷の時期、負荷量のいずれかを変更できます。)
  • 負荷は一日にまとめて計上されます。“The system assigns the entire load for an operation to its scheduled start date.”(システムは、工程の全負荷をその工程の開始予定日に割り当てます。)
  • CRPを再実行すると日程が変わります。“When you run CRP, all open operations for selected work orders are rescheduled.”(CRPを実行すると、選択した製造指図の未完了工程すべてが再スケジュールされます。)

QAD本体で能力の上限を考慮した負荷割り付けを行うのはAdvanced Repetitiveで、Line Schedule Workbenchが生産ラインのスケジュールを組みます。Master and Production Scheduling Workbenchesは、”.NET UI-only scheduling tools”(.NET UI専用のスケジューリングツール)で、有効なMaintenanceライセンスが必要です(QADガイド)。作業順序まで組むQADのスケジューラは、2024年に発表された別製品のQAD Advanced Schedulingです(QAD)。

各手順と制約の詳細は、QAD Adaptive ERPは生産能力を考慮した生産スケジューリングに対応しているか?で解説しています。

現在のQAD Adaptive ERPとSkyPlanner追加後の比較

QADのCRPと製造指図SkyPlanner APSを追加したQAD Adaptive ERP
生産能力CRPで日程を逆算し、能力に対する負荷を報告実際のシフトに基づき、各機械・作業者・工具の能力上限を考慮
過負荷計画担当者が能力や負荷の時期を変更設定した優先順位に従い、エンジンが作業順序を再編成
負荷工程の全負荷を開始日に計上各工程を具体的な時刻で割り付け
変更への対応CRPの実行ごとに未完了工程を再スケジュールAutopilotが再計画し、Running Time Lockが直近の数時間の作業予定を固定
段取り替え工順の各工程に一つの段取り時間を設定。繰返生産ラインでは段取り替えに対応各リソースに段取り時間マトリクスを設定し、段取り時間の合計を最小化
人員と工具機械または人員に基づく作業区の能力作業者ごとのシフト、複数人で行う作業、数量に上限のある共有リソースとしての工具に対応
資材MRPの計画オーダーを機械の稼働時間とは別に管理在庫が確保されるか、発注済みの資材が入荷してから作業を開始
計画担当者の画面Input/Output InquiryとCRPレポート、.NET UIのワークベンチブラウザで操作できるガントチャート。作業を移動しても計画の整合性を維持
製造現場QADで工数実績を入力作業者がスマートフォンやタブレットで作業順序を確認し、実績を記録

QAD Adaptive ERP向けスケジューリングソフトとアドオンの比較

選択肢概要適した用途
QAD Advanced Scheduling(QAD DSCP Production PlanningおよびQAD Redzoneと併用)QADが自社ERP向けに提供する、別製品の計画・スケジューリングツールラインごとに計画し、QADの製品群で統一したい場合
QADと連携するオンプレミスAPS(Asprova、PlanetTogetherなど)接続機能や連携構築プロジェクトを通じてQADのデータを取り込む、デスクトップ型またはサーバー型のスケジューラ計画チームが独立したスケジューリングモデルを運用する場合
計画・エージェントプラットフォーム(b2wise、Zentioなど)接続先ERPの一つとしてQADを挙げている計画ツールQADに在庫分析や計画分析の機能を追加したい場合
QADと連携するクラウドAPS(SkyPlanner APS)生産能力の上限を考慮し、QADの製造指図と双方向に同期するブラウザ型の生産スケジューラスケジュールを自動で最新に保ち、すべての作業者に届けたい場合

次のような場合は、QAD Advanced Schedulingやスケジューリング用ワークベンチよりもSkyPlannerが適しています。

  • 個別の製造指図を機械や作業者に割り当てて生産する場合。QADはAdvanced Schedulingを、”a minute-by-minute, line-by-line optimized production schedule for each plant”(工場ごとに、分単位・ライン単位で最適化した生産スケジュール)と説明しています(QADブログ)。SkyPlannerは、すべての機械・作業者・工具について、製造指図の各工程の実行順序を決めます。
  • 必要なのはスケジュールであり、計画業務全体を扱う製品群ではありません。QADはAdvanced SchedulingをDSCP Production PlanningやRedzoneとともに紹介しています。SkyPlannerは、QADと併用する単一の製品です。30日間のトライアルで自社の製造指図を使って検証でき、導入支援の開始から数週間で本稼働できます。
  • CRPを実行するたびに日程が変わっては困ります。QADは、手動で調整した工程日程もCRPの実行時に “will probably be changed”(変更される可能性が高い)と注意を促しています。SkyPlannerは、作成したスケジュールに合う製造指図のリリース日と納期を書き戻すため、CRPと計画の整合性が保たれます。
  • 段取り替えが生産量を左右します。段取り時間マトリクスには、各リソースについて切り替え方向別の段取り替え時間を設定できます。色、フレーバー、材料の切り替えにかかる段取り時間の合計が最小になる順序で作業を組みます。
  • 計画担当者も作業者もブラウザで作業できます。QADのワークベンチは.NET UIでのみ動作します。SkyPlannerはブラウザで動作し、ユーザー数に制限はありません。Mobile Confirmationsを使えば、スマートフォンやタブレットで最新の作業待ちリストを確認できます。
  • 月額料金を一本化したい方に。月額199 €から利用でき、双方向連携の費用も事前にお見積もりします。連携はSkyPlannerチームがサポートします。

利用開始までの流れ

  1. 無料トライアルを開始する。 30日間、最大20リソースでBasicの全機能を利用できます。クレジットカードは不要です。
  2. 自社の生産体制を設定します。SkyPlannerに機械、人員、シフトを登録するか、QADの作業区をインポートします。導入支援もご利用いただけます。
  3. 製造指図を取り込みます。未完了の製造指図とその工順をQADからExcelにエクスポートして、SkyPlannerにインポートします。SkyPlannerが作成したスケジュールを現在の計画と比較してください。
  4. QAD Adaptive ERPと連携します。SkyPlannerチームがQXtendを介した双方向連携を設定し、本稼働後もサポートします。

料金。各プランはリソースごとの月額課金です。リソースの追加・削除や解約はいつでも可能です。詳しくは料金をご覧ください。APSガイドやERP連携の一覧もご確認いただけます。

よくある質問

QAD Adaptive ERPに最適なスケジューリング用アドオンは何ですか?

SkyPlanner APSは、設備や人員の実際の能力を考慮して生産スケジューリングを行うアドオンで、QAD Adaptive ERPと双方向に連携します。製造指図、品目、製品構成、工順、作業区、在庫、購買発注を取り込み、スケジュールに基づく製造指図の日程と作業実績を書き戻します。すべての機械、作業者、工具、材料の制約を考慮し、切り替え方向別の段取り時間マトリクスを使って、段取り時間が最小になるように作業順序を決めます。生産状況が変わると、Autopilotが自動でスケジュールを組み直します。料金は月額199 €からで、無料トライアルは30日間です。

QAD Adaptive ERPには、実際の生産能力を考慮した生産スケジューリング機能がありますか?

繰り返し生産ラインにはあります。Advanced RepetitiveのLine Schedule Workbenchは、ラインの能力を超えないように負荷を割り付けます。個別の製造指図については、CRPが納期から逆算して日程を組みますが、過負荷への対応は計画担当者に委ねられます。QADで作業順序を組むスケジューラは、別製品のQAD Advanced Schedulingです。SkyPlanner APSはQADと併用し、すべての機械、人員、工具、材料の制約を考慮してスケジュールを組みます。

QAD Adaptive ERPと連携できるスケジューリングソフトは何ですか?

SkyPlanner APSはQAD Adaptive ERPと双方向に連携します。QXtend OutboundとQADのビジネスドキュメント用REST APIを介して、品目、製品構成、工順、作業区、製造指図、在庫を読み込みます。スケジュールで決まったリリース日と納期は、QXtend Inbound QDocを介してWork Order Maintenanceに書き戻します。作業実績はLabor Feedback by Work OrderとWork Order Receiptとして登録されます。

QAD Advanced SchedulingとSkyPlannerのどちらを選ぶべきですか?

すべての機械と人員の能力を考慮したスケジュールを数週間で運用に乗せたいなら、SkyPlannerです。QADはAdvanced Schedulingを、工場ごとにライン単位でスケジュールを組む製品と説明し、DSCP Production PlanningやRedzoneとともに紹介しています。SkyPlannerは個別の製造指図の順序を決め、段取り替え、工具、作業班、材料を計画し、自動で計画を組み直します。ユーザー数に制限はなく、すべての作業者がスマートフォンで自分の作業待ちリストを確認できます。

SkyPlannerはMFG/PROやQAD Enterprise Editionと連携できますか?

はい。QAD Adaptive ERPは、旧QAD Enterprise Applications Enterprise EditionやQAD Cloud ERPを含む、QADのERPの現在の名称です。同じ製造指図、工順、作業区のプログラムとQXtendインターフェースを使って連携します。

QADを利用する工場でSkyPlannerを導入する場合、費用はいくらですか?

5リソースを含めて月額199 €からです。リソースを追加する場合は、リソースごとに月額20 €がかかります。リソースとは、個別の作業予定が割り当てられる生産設備や人員などを指します。連携費用は、お客様の業務フローと要件に合わせて、利用プランとともに事前に見積もります。開始前に総費用を確認できます。

導入にはどのくらいかかりますか?

通常、導入支援の開始から数週間で導入が完了します。チームが作業区、工順、品目の対応付けを行い、製造指図と購買発注を連携させ、スケジュールで決まった日程を書き戻します。本稼働前に、現在の計画と照らし合わせてすべてを検証します。

QADとの連携前にSkyPlannerを試せますか?

はい。30日間のトライアルでは、QADの未完了の製造指図をExcelにエクスポートして使用します。連携作業を始める前に、自社の生産データを使い、実際の能力を考慮した生産スケジューリングの結果を確認できます。